吉田畳店は、1850年の江戸末期にペリー来航がおこった年に生まれた、吉田家の先祖が創業したのが始まりと記されております。
吉田畳店は、国東の地にて一番最初に畳を生業として商いを始めた店舗です。かつて七島藺しちとういが盛んであり、そして唯一未だに七島藺しちとうい農家が残る畳文化のこの国東の地にて、数世代のお付き合いをさせていただくお宅も数多くございます。
ある時、70年も畳替えをしていなかったにも関わらず、まだ使えるような畳と出会います。よく見てみると、畳床に書かれた文字などから、それが吉田畳店の先々代がかつて仕立てた畳だったとわかりました。
世代を跨いでも使えるくらい間違いのない仕事をする、という気持ちは吉田家代々強い思いとして抱き続けております。
七島藺しちとういがイ草に変わっても、日本の家がフローリングメインに変わっても、150年前から吉田畳店は「お客様第一」を合言葉に一つ一つのご依頼に全力で取り組んでおります。